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【北海道登別市】官民連携で名産「ウニ」の品質向上に成功!新技術導入により生ウニの美味しさを全国へ

 「地域に根を張り、日本を興す。」をコンセプトに地方創生に取り組む株式会社イミュー(本社:東京都品川区、代表取締役:黒田康平、以下当社)は、北海道登別市と、同市のマルヒラ渡邊水産株式会社と協業し、登別市の名産である「ウニ」について特殊冷凍技術を用いて品質向上を行い、2024年6月25日(火)より販売を開始します。これにより、登別の生ウニの美味しさを全国どこでも、好きなタイミングで楽しむことができるようになります。
▶登別市ふるさと納税公式サイト https://noboribetsu.furusato-nozei.jp/
▶イミュー ホームページ:https://www.immue.co.jp/

冷凍状態 解凍後
写真 左:冷凍状態   右:解凍後

■技術提供の背景とは

 当社は、ふるさと納税を通した地域経済活性化のサポートを、2022年より登別市に提供してきました。今回、登別市のふるさと納税返礼品の中でも約8割を占める主力商品「ウニ」の、流通過程における品質保持という課題に対し、生ウニの鮮度や美味しさ、品質を保つ特殊冷凍技術を提供することで解決をするものです。
 今回提供する特殊冷凍技術は、株式会社リバーサー(北海道釧路市)と有限会社カネキ木村水産(北海道浜中町)が共同開発したもので、当社を通して登別市のウニ加工業者・マルヒラ渡邊水産株式会社に提供されます。マルヒラ渡邊水産は、創業80年の歴史あるウニの加工販売業者で、登別市のふるさと納税返礼品としても人気のウニを提供している、唯一の事業者です。

 今回の技術提供により、登別市のふるさと納税返礼品の品質が向上し、寄付者の皆さまから良い反響が得られることを目指しています。

■特殊冷凍技術により「ウニ」はどう変わる?

 これまでマルヒラ渡邊水産では、ふるさと納税返礼品としてミョウバン不使用の「無添加塩水生ウニ」や、職人が一粒一粒丁寧に板に並べる「生ウニ折詰め」を展開してきました。どちらも細心の注意を払って加工・出荷していますが、流通の過程で衝撃が加わったり、温度変化が生じると少しずつ身が崩れ、ウニの特性上崩れた部分からどんどん溶けてしまい、お客様の手元に届いたときの品質が安定しないという長年の課題がありました。

 近年、冷凍技術が発達し、様々な食品を新鮮な状態で冷凍することが可能となってきましたが、ウニは一度冷凍すると解凍する際に身が溶けたようになり、風味も損なわれてしまうため、冷凍による鮮度維持が難しい食材でした。また、賞味期限が短いため、お客様からは、「届いた際にすぐに食べることが難しい」、「商品の受け取りが遅くなり届いた時には賞味期限を迎えてしまった」というお声もいただいていました。

 今回導入する特殊冷凍技術を用いると、安定した品質でお届けでき、解凍した際に身が溶けにくくなります。ミョウバンの使用は最小限におさえ、鮮度の良いウニ本来の美味しさや風味を味わうことができます。

 お客様のお手元に届いてからの日保ちも延びるため、冷凍しておき、お好きなタイミングで召し上がっていただくことができます。食べる直前に解凍することで「生ウニ」本来の味や風味を味わっていただけます。

 特殊冷凍でお届けするウニは、「前浜産」と呼ばれる、登別漁港の近海の水域から水揚げされる極上のエゾバフンウニです。マルヒラ渡邊水産では、ふるさと納税返礼品として出品するほか、自社のECサイト
https://www.rakuten.ne.jp/gold/kaisen-umeya/maruhira.html)でも販売します。

パッケージ

写真:北海道登別近海産エゾバフンウニ(冷凍パック)100g入

 当社は、今回の技術提供に先んじて、自社にこの特殊冷凍技術を導入し、北海道各地のウニのブランディング・販売に着手しています(ご参考プレスリリース:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000036.000081865.html)。
マルヒラ渡邊水産との連携でさらに北海道産ウニの価値向上に取組み、北海道の漁業全体の底上げを目指します。

マルヒラ渡邊水産株式会社 
所在地:〒059-0462 北海道登別市富浦町1丁目41-1  
代表者:代表取締役社長 渡邊 譲
設立:1941年
事業:ウニ専門加工業
ECサイト:https://www.rakuten.ne.jp/gold/kaisen-umeya/maruhira.html

登別市ふるさと納税公式サイト
https://noboribetsu.furusato-nozei.jp/

登別市楽天ふるさと納税サイト
https://item.rakuten.co.jp/f012301-noboribetsu/57930987/

■ 株式会社イミュー概要

「地域に根を張り、日本を興す。」というコンセプトのもと、地域産業課題の解決をおこなっています。2022年9月に、ふるさと納税の自治体向けに継続寄付可視化システム「ふるさとリピートマップ」(特許出願中 / 特願2022-144015)の提供を開始しました。これは、「ふるさと納税」による寄付者の行動を分析・可視化を行い、適切なコミュニケーションを行うことで、2年・3年と継続的に繋がっていただける寄付者を増やし、より豊かな地域経済の発展に寄与するものです。また、2022年に北海道白糠町産のブリを「極寒ブリ™」としてブランディング、2023年には白糠町に水産加工工場を建設し、2024年6月には「鮮度保持畜養施設」の建設着工。地元特産品の魅力を広く世界に発信することを目指し、地域の方々と協力しながら産品開発・ブランド開発を行っています。

会社名: 株式会社イミュー
所在地: 東京都品川区西五反田3-15-8 Biz-Field目黒 3F
代表者: 黒田 康平
設 立: 2021年4月
事 業: ふるさと納税支援事業、ブランド開発事業、
商品開発事業
ホームページ: https://www.immue.co.jp/
公式note: https://note.com/immue_inc

【本件に関するプレスからのお問合せ先】
株式会社イミュー 広報 森口
MAIL: pr@immue.co.jp